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遺跡めぐれば

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あけましておめでとうございます。今年こそ旅のメインの年になりますので、どうかお見守りいただければと思います。

カンボジアはシュムリアップという街に来て1週間が経とうとしています。この間にたくさんの旅人と仲良くなり、連日遺跡を見に行ったり、飲みに行ったりで昨日は体調を崩して寝込んでしまいました。だいぶ回復してきており、もう遺跡巡りも自分の中では満足したのでブログでご紹介したいと思います。

まずはなんといってもアンコールワットでしょう。自転車の旅をしているだけで十分アドベンチャーなので、観光自体にはさほど興味の湧かない僕ですが、カンボジアに来てアンコールワットを見ないわけにはいかないのでしょう。

代表格のアンコールワットをはじめ、ワットの周りには大小たくさんの遺跡が残っており、その一帯の遺跡を「アンコールワット遺跡群」としてチケットを購入することでその中の好きな遺跡を巡ることができます。写真を中心に順々にご紹介します。

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まずはご存知、アンコールワットですね。遺跡に対する知識もないのでこれ以上説明する言葉はありません。遺跡を眺める川沿いで、持ってきたサンドイッチを広げて一人でお昼ご飯していると、韓国のツアーの団体さん達がガイドの遺跡の解説を受けていました。その解説がやたら長くておそらく20分くらいその場でガイドの話は続きました。僕はサンドイッチ食べながら「早く遺跡入らしてやったら~。」とずっと思ってました。お客さん達はこの長い解説を受けて入れているのだろうか?団体行動の苦手な僕ならたぶん発狂寸前におちいってしまいそう。個人旅行で良かった。

遺跡の感想はといいますと小学生並みで申し訳ありませんが、石に彫り込まれたレリーフがいちいち素晴らしいこと、思わず自分の作るひょうたんマラカスなど相手にもならないなと(当たり前)。広い、とても広い、そして人が多い!だってアンコールワットですから、年末年始ですからね。写真を撮ろうとすれば人が入ります、いたしかたなし。以上。(本当に小学生並)個人的には遺跡の中より、サンドイッチを広げた川沿いから眺めた遺跡の風景が一番お気に入りだったりします。あ、俺今アンコールワットの目の前にいるっていう感覚。

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どんどん行きます。ワットの北にある「アンコールトム」です。こちらも大きな遺跡ですがワットとはまた趣が違います。下の写真にような巨大な顔のモニュメントがたくさんあります。

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こちらはワット群の「タプローム」という遺跡。個人的には一番好きな遺跡です。遺跡に巨木の根がからみつき、崩れた石垣、苔むした湿気感、迷路のように入り組んださまなどとても雰囲気があります。

イイ写真がなかったので挙げてませんが「タケオ」という遺跡にも行きました。これでワット群はワット→トム→タケオ→タプロームと全て自転車で周ってこの日の走行距離は35kmとなりました。

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こちらは別の日。プレアビヒアという遺跡(お寺?)に宿のツアーで行きました。片道300km近くあるので自転車は置いて10人ほど乗り込める車で日帰りツアーです。プレアビヒアはワットに次ぐカンボジアの最近登録されたばかりの世界遺産ですが、タイとの国境で少し前までもめていたようで、外務省のホームページにも「渡航の是非を検討してください。」と出ていたそうです。いざ行ってみると(2015年1月現在)カンボジアの地元の人たちが遺跡周りでのんびりと座ってはって、ここまでは観光客もなかなか来ないのか、のんびりと堪能することができました。

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また別の日、ベンメリアという遺跡です。ここはシュムリアップから片道50km。自転車で行けないこともなかったけど、仲間に誘われるがままトゥクトゥクに乗り込みました。そういや年明けてまだ自転車に乗っていない。ベンメリアは別名つけるなら「アスレチック遺跡」丈夫な足が無いと見学は難しいです。ベンメリアだけでなく、遺跡には階段がつきものなので(しかも場所によってはかなり険しい)お年寄りや小さな子供にはなかなか観光は難しいかと思います。ベンメリアもとても雰囲気が良かったです。

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まだまだ遺跡はあるようですが、もう僕は十分満足しました。そろそろ次の目的地に向けて出発準備を・・・と思っていたところ、飲み過ぎ食べ過ぎ遊び過ぎですっかり体調を崩してしましました。上向きになってきたのでそろそろ動き出せそうです。

シュムリでは本当にたくさんの日本人旅人との出会いがありました。年末年始は休暇で来ている人が多かったですが、長期の旅人も多くいます。その中にはサイクリストもいるし、忍者の格好で旅をする人もいるし、ボランティアをしながら旅をする人も、旅のスタイルがそれぞれです。シュムリでカンボジアに関してはかなり満喫できたかなという気がしています。もう今はベトナムに気持ちがいっていて、ベトナムでは現地語を少し頑張ってみようかなと思っている次第です。

それにしてもカンボジアの人たちはよく働く。子供たちだってたくましい。宿で働く現地のスタッフ達もいつでもけなげで、彼らにはいつも感謝である。僕もそろそろ動かねば。


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