ぬるめの「レイコ」は体に優しく
1週間を越えてお世話になったフランスはアヌシーの友人オリビエ・アリア宅を辞すことになった。ヨーロッパを離れるフライトは3週間後のドイツ発なのだが、その前にNZのワーホリビザの取得のため、病院の診察を受けないといけない。問い合わせた指定病院の医師達は、運悪くバカンスシーズンの...
There were two passes.
レ・マン湖の北側を走りジュネーブという都市へ。オリンピック連盟、サッカーFIFA、そして国連の本部などの名だたる国際組織の中枢が集まるのがここジュネーブ。道を歩く人を見ていても様々な国籍の方がいるように見える。とはいえ僕は都会の走行は出来るだけ避けたい。交通量は多いし、道の...
Strange Blue.Cully,Le man
スイスという国は多言語国家で地域によって4カ国語が話されている。シンプロン峠ではイタリア語だった気がする。ちょっと前までは一番主流のドイツ語、そしてレ・マン湖に来てからは「ボンジュール、メルシー」とフランス語が飛び交っているではないか。僕のようなツーリストはともかく主要言語...
泣けるキャンプはいかがですか?
ツェルマットを辞して山を下り、これからはフランスの知り合いの家に向かう。時刻はお昼過ぎで、まだたっぷり時間はあったのだけど、僕は今日の走行を止めてキャンプ場へと向かった。その理由はなんでもない、キャンプ場の管理人の女性にもう一度会いたいからというだけ。その女性のご年齢は60...
あなたに会いたかった
ツェルマット、地図を広げてその名前を目にし、なんだか聞いたことのある名前だと思った。そもそもスイスに来たのは「アルプスの峠を越えたい」という僕の願いに対し、出会ったフランス人カップルが教えてくれたのが先ほど越えてきた「シンプロン峠」であり、その峠の向こうがスイスだったのであ...
早くも決別宣言?
朝起きる。窓の外を見やれば霧に包まれた白い山、そうだそうだ僕は今アルプスの峠の頂上にいるのだ。朝食をいただいてからホテルの周りを少し散策してみることに。眠気を覚ますほどのキリッとした冷たい空気、深い霧は向こうの道路や巨大な山々をも白いベールをかけたように包み隠す。人知をはる...