Awesome cafes in Christchurch
前回に続いてNZはクライストチャーチのカフェ特集。今回は具体的にオススメのカフェを紹介します。
◎Addington Coffee Coop
チャーチに住んでるカナダ人の友達から勧められて、僕がNZで一番最初に行ったカフェだったが、これが本当に格好良い店。元々車の修理工場だったという建物を改装してカフェにしたそうだが、ウッディな温もりある空間はいつも多くのお客さんで賑わっている。この店は明確なコンセプトを持って運営されていて、"Sastisnable"(持続可能な)なコーヒーカルチャーを提案している。この言葉は近年のコーヒカルチャーに良く使われるもので、コーヒー生産国は発展途上国に多く、生産者の生活の水準を確保するための公平な取引(フェアトレード)、また働きやすい労働環境の整備が進められている。また自然環境・野生動物に影響を与えないコーヒー作りなど、あらゆる環境維持を見据えたビジネスに近年"Satisnable"という言葉が使われることが多い。無論Addington Coffeeはフェアトレードを始めとし、生産者の顔が分かる豆を輸入し、焙煎している。コーヒーだけでなく、フェアトレードの服や雑貨を販売するコーナーが店の内外にあり、また自分たちの畑を郊外に持つなど、多岐にわたる活動には興味が尽きない。チャーチを代表する店の一つなので、ここは是非のぞく価値ありです。 ◎C4 COFFEE
(C4で飲んだ水出しコーヒーがまるでジュースのようにフルーティーで絶品でした。) チャーチに住んでる知り合いのバリスタさんがこの店のことを「玄人感漂いすぎてて恐れ多い」とも言わせるその店内に入れば、あまりのイケメンっぷりに出てはいけないものがその場で出そうになったくらい(はあ?)。「ダンジョン」とも呼びたいずっと奥まで続く建物の中には「焙煎工場」と「カフェスペース」がボーダーレスで共存し、多くの産地のシングルオリジン豆の販売、また圧倒的な品揃えを誇るコーヒーツールの充実、さらには日本の小規模店でも使えるレベルで値段も安いもので20万円以上するマシンを家庭用として展示販売していたりと、コーヒー好きには失神・失禁注意(スンマセン)の危うい店です。ここで買ったエチオピア・イルガチェフの豆を買って家でプレスで淹れたらこれまためちゃくちゃ旨かった。コーヒーマニアでなくても、一見の価値あり。
◎Black and White
入った瞬間「So cool!」と叫びたくなるラケンロールな空間。ガラス張りで明るい室内とお客さんの賑わいが心地よい。もちろん基本はエスプレッソドリンクですが、ケメックスによるドリップコーヒーも味わえます。ここは自家焙煎ではなく、オーストラリアはメルボルンで焙煎したものを取り寄せているようです。
◎Lemon Tree Cafe
店名からしてフルーティな芳香が漂ってきそうだ。手入れされた植木鉢がセンス良く並ぶエントランスをくぐると、淑女なら失神寸前の超絶アンティーク空間。窓から差し込んでくる光との一体感には思わず口から「Awesome.(素ん晴らしくて、なんてこったい。)」と出てしまうほど。そんな完全無欠のインテリアを誇る店内なのだが、正確には僕の趣味とズレる、明らかに女子向けの空間。しかし不思議と居心地は悪くない。ここは「Switch Espresso」というチャーチに複数店舗持つ店から豆を取り寄せているようだが、コーヒーは非常に美味しかった。バリスタの腕も良いのでしょう。
◎Crema(Rangiora)
Christchurch中心街から北にずっと離れた"Rangiora"という街の小さなコーヒー屋さん。内装はいたって普通なのだが、ここで自家焙煎されたシングルオリジンの豆がすごくお気に入り。豆買うためにわざわざ行く価値があると思っている。市内からもバスの「B」路線に乗ればアクセスできるし、日本人スタッフが多いというのも特徴ですね。ここは次回、ちゃんと取材に行こうと思っている。
良いカフェを見つけたらまた記事にしようと思います。次回いよいよ就職活動編。異国の地で好きな仕事を探すことは可能なのか?もちろん一筋縄ではいかなかったようです。