「市」という週末のことはじめ
【市】(いち)とは、一つの場所で物資や食品の交換・売買を行うこと、またその場所。
日本でも観光地のみならず、道の駅などで「朝市」が開かれるのを見かけます。NZのクライストチャーチでも同様、いやそれ以上にたくさんの「マーケット」が週末の朝、あちらこちらで開かれます。売られているものは、野菜、手作りの焼き菓子、パン、チーズや蜂蜜、ハムといった加工品、野菜苗、セカンドハンドの生活雑貨、ハンドメイド作品、骨董品など様々。また、マーケットによりロケーションが異なれば雰囲気も様々で、週末に運良く休みが貰えた日は積極的に色んなマーケットに行っては、そのピースフルで牧歌的な雰囲気を楽しんでいる。
(Ohoka Farmar's Market の様子をムービーにしてみました。)
野菜はスーパーで買うのとそれほど値段に変わりはないけど、なぜだかそこで手に入れた野菜は心を新鮮にしてくれる気がしている。ちょっとだけ早起きして、テイクアウェイのコーヒー片手に、誰かがどこかで歌ってるカントリーミュージックを聴きながら、野菜や雑貨の品定め。市から朝を始めるという、それはNZ式の爽やかな週末の過ごし方なのだ。