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冬の地固めと、その愉しみ Foundation to go forward

Few stories to mention in this winter. Let me get straight to the point,I will go for a journey to South America from this September.

I gonna say about journey next time. The reason I came back Japan once was meeting up with my grandmom.When I was abroad,she always worried about me and sometimes sent e-mail on my way despite she was 92 years old!After I came back,we have lived together for a while.However,her illeness suddenly went worse and she went to heaven on December last year.Of course,we miss her.On the other hand,it's also nice we could stay together and I helped her little bit.Thank you,grandmom.I never forget you.

When I landed to Airport in Japan.I was informed from my mother that she had illeness and needed to treat herself.Of course I was shocked and didn't make a decision what I should do for a while.Eventually,I decided to put off my journey and help my family for a year.Fortunatelly,she's almost got better.We simply feel happy and I realized doing what I want to was because my family were going well.I'm really grateful.

By the way,I may have a another job soon.It will be cleaner at hostel for tourist from abroad because I keen to have a English conversation.I'm sure it'll be great experience for me.

Apparentely,I like winter because be able to see stars clearly,beautiful branches of trees without leaves,and feeling warm by drinking coffee.And cold winter always makes us cherish spring.

思えば色々動いた冬でした。

結論から言えば、今年の9月より自転車旅を再開させることで大方固まってきつつあります。行先は再三アナウンスしてきた南米アンデス・パタゴニア地方。詳しくは別の機会でじっくりと。ここ最近の出来事について少し書いてみようと思います。

昨年夏、NZでのバリスタ修行を終えた後、一度日本に帰ってきたのは、僕が海外にいる間ずっと心配してくれていた祖母に会うためでした。祖母はこれまで大小の病気を乗り越えてきましたが、92歳にしてとても聡明です。僕が海外にいる間、絵文字でいっぱいのメールを毎月ペースで送ってくれました。基本的に元気な祖母ですが、歳も歳なので、いつどうなるかというのは気がかりでした。帰国してしばらく実家で一緒に住んでいたのですが、昨年の暮れに病気が急に進行して、入院して2週間程で天国に行きました。あれだけ元気だった人があっという間だったので、親戚一同「まだその辺にいてる感じ」という不思議な気持ちです。寂しい気持ちもありますが、日本で再び会え、一緒に暮らし、少しはお世話が出来たことは嬉しく思っています。仏壇の横に祖母の写真があり、いつも優しく微笑んでくれています。ありがとう、おばあちゃん。

帰国して、関西空港まで車で迎えに来てくれた母親が僕に知らせたことは「あんた海外におったから言わんかったけど、私病気やねん。明日から治療始まるねんけど、別にあんたは好きにしてくれたらいいから。」ということでした。助けたいという気持ちと、元々の予定との間でしばらく悩みましたが、1年家族を助けるつもりで日本に残ることにしました。それから母は治療と手術がうまくいき、驚異的な回復を見せ、今ではもう心配ないようです。もちろん元気になってくれたことが単純に嬉しいし、家族が元気だからこそ旅が出来るのだと改めて感じます、本当にありがたい。また日本に留まったことで、仕事含め色々なことが勉強出来るし、自分の国ともじっくり向き合うことも、自分にとっては必要なことであったと感じている。

母が元気になったので、仕事も一つ増やすことにした。まだ正式決定では無いのですが、3月から大阪市内のゲストハウスで働くことになりそうです。なぜゲストハウスなのかというと、ずばり海外からのゲストと英会話の機会が持てるからです。英語の勉強は現在も続けていて、時々スカイプで英会話レッスンも受けています。しかし日常的に英語環境があればそれに越したことはありません。今回就くであろうポジションは宿の清掃業務なのでフロント業務ほど確実に英会話をこなす必要はありません、もちろんゲストと関わることは多々あるので、今の僕にはちょうど良い塩梅の仕事です。ちなみに就労予定先の宿ではカフェも併設しており、本当はそこのバリスタ枠で働きたかったのですが、今は人がいるとのこと、でもきっとここでもお手伝いする機会はやってくるでしょう。

ちなみに現在若干の腰痛です。きっかけは昨年の暮れに仕事で、何十キロもあるコーヒーの麻袋を持ち上げて移動するというのを何度もやって、その何日か後から腰が痛むようになりました。すぐに収まるだろうと思っていたのですが、今も時々痛みます。案外、仕事中は動き回ってるのが良いのか全く痛みが無く、重い物を持ち上げる時も気を付けていれば問題はありません。椅子にずっと座ってる、あぐら、ずっと同じ姿勢で直立してる、こういう時に痛みやだるさが感じられます。ちなみに人によって違うようですが、自転車に乗っている時は全く痛みはありません。自転車LOVEな僕にとって、これは本当に良かったなあと思います。整体の先生にも見てもらってますが、旅に出てる間にたぶん治るんちゃうかなあ、と根拠はないけどそう思ってます。

(畑で立派な白菜がとれたのでキムチ作りました。めちゃくちゃうまいです。)

話変わりますけど、宮本武蔵の生涯を描いた井上雄彦さんの漫画「バガボンド」が結構好きです。単なるチャンバラ活劇ではなく、「どう生きるか?」ということを問いかけるような精神世界が作品中幾度も垣間見え、それらは様々な葛藤や煩悩に悩まされる現代社会を反映するかのようです。「誰よりも強くなりたい」と思い、修羅の世界をくぐり抜けてきた武蔵は、旅先で様々な人に出会うことで、「本当に強い人は、他者に優しい」ことに気付き、会うもの全てを敵にしてきたこれまでと違い、武蔵を慕って人が集まるようになってきます。自分は出来る人間だから、どうだ。ではただの自己顕示欲。自分が出来るなら、出来ない人を手助けすることが双方にとって良いことではないか。僕はまだまだ教えてもらうことの方が多い立場ですが、いつか僕の経験なり技術なりを共有することが、今後のテーマになってくるのじゃないかな。いつでも自分は低く、人に優しく、笑顔でいたいものです。

今シーズン、冬という季節は嫌いじゃないなと思った。嫌いな人は口を揃えて「だって寒いやん。」と言うかもしれない。しかしながら、澄んだ夜空は星が綺麗で、葉を落とした木の枝のフォルムは美しく、あぜ道の草は紅葉して意外にも味わい深いものです。寒さを越えた先の春を迎える喜びも、だから冬はけっこう好き。ホットコーヒーも美味しいからね。

コーヒーネタと旅の予定については次のストーリーにて。


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