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心はすでにアンデスに Already Started

I've got started preparetion of traveling in Andes & Patagonia that I'm planning from September. There are many things I should consider. First of all,I intend to drop bringing too many stuffs especially laxuary and comfortable for living ones.Areas where I gonna travel are more extream than I've ever traveled.I have to concentrate to biking on unpaved roads so that light weight should make my biking confortable. Many unpaved roads are expected on journey so I'd be better off buying new bike that is suitable for unpaved roads.I'm curious in SURLY's bike.I think they have a obvious physorophy into thier products and some bikes are good at biking on unpaved road.As a matter fact,many cyclists have chosen thier bikes.However,I love my bike used many years and she? is like old wife for me.So I would try to modify my bike to deal with Andes as well as possible. I purchased new tent and sleeping bag. Also may purchase new cameras,but I'm not sure I would afford to buy them. And I have more things to do like planning route and learning Spanish.Anyway my part of mind has seemed to land on Andes already.

南米を旅することが楽しみで楽しみで仕方がない今日この頃です。当初の予定から2年先延ばしになりましたが、準備期間をしっかり持てる意味では良かったと言える。これから出発まで半年間。これまでの旅との変更点や新しい装備などについてご紹介していきたいと思います。

まず南米を走る上で考慮すべき点は2つ「高い標高と幾度と繰り返す峠」「未舗装路」これに対応し、かつ快適に旅をするためには「軽量化」が必須となってくる。アンデス・パタゴニア地方は、サイクリストにとってポピュラーなルートで、北米アラスカから1、2年かけて縦断してくる猛者も多く、家財道具一式積んで走る人も少なくはないだろう。しかし今の僕は「走破」するという冒険的な意識は無く、単純に興味ある場所を快適に走りたいだけ。ではどうすれば快適になるかと言えば、先ほども言った「軽量化」が一つキーポイントとなる。最低限の生活用品だけで旅した方が走行は快適に、景色を楽しむ余裕も増えるだろう。そういう訳で今までの嗜好品は外していく予定で、もしかしたらパソコンさえも外すかもしれない。今のパソコンは充電器と合わせて約2kg、カバンの中でも割と場所を取る。スマートフォンだけでは事足りない場面も出てくると思うので、コンパクトで軽量(500g)なタブレット(なおかつ安価)で対応にするのもよい。そうなるとブログの更新がやりづらい、もしくは出来ないかもしれないけど、それは旅を終えてからやってもいいし、日々の記録はノートにペンがあれば出来ること。写真のデータはどう保存するかという課題はこれから考えるけど、どうにでもなるだろう。

(例えばここから前の2サイドバッグを減らすとか)

走りを快適に、という意味では今のランドナーから思い切って自転車を買い替えるのも一手。今興味があるのはアメリカのSURLYというメーカーで、自転車を使ってどうやって遊ぶかを真剣に考え、それぞれの個性が明確なバイクを取り揃えている。未舗装路に向くバイクが豊富で、実際多くのサイクリストが旅にSURLYを選んでいる。ニュージーランドのサイクルトレイルを走ってみて、未舗装路は舗装路に無い楽しみがあることに気付いたから、遅かれ早かれSURLYをセカンドバイクとして購入するつもりだ。ただ自転車を新調するとなるとそれなりにお金がかかるので今は踏み切れない。ずっと乗ってるランドナーにも愛着があるので、フレーム以外の部品を色々変えて、今回の南米旅ではランドナーで行く可能性が今のところ優勢。

自転車のカスタマイズ、装備の軽量化(6つ積んでるバッグを4つにするだけで劇的変化だろう)の2本柱を具現化することで、南米旅はより楽しいものとなるだろう。

なお軽量化とSURLYへの関心に至ったのは、サイクリストの染谷君のブログ「愉しい自転車&生活」の影響があります。ブログの写真もよく撮れているし、何より文章が多いに読む価値がある。深く考察され、練られた文章は説得力があり、なおかつハートが感じられ、読んでいてとても興味深いし、引き込まれる。このような骨太な文章を書ける人はそういません。

(リアキャリアを繋ぐダボ穴が折れたので、自動車修理工場で溶接してもらった。車の修理のついでにお願いしてみたのですが、自転車の溶接はタダでやってくれました。後からコーヒーのお礼を持っていきました。)

テントと寝袋を新調しました。NZで買ったテントのスペックは南米の旅に向いていないと判断し、様々なメーカーのテントを考慮した結果、以前使っていたsnow peakの「ランドブリーズソロ(すでに生産終了)」を再購入しました。このテントの良い所は自立式(ペグを打たなくても立つ、もちろん打ったほうがいいけど)で、吊り下げ式なので設営が簡単。居住空間は広くないけど装備は減る傾向だし、あまりテント内が広いと寒々しい気もするので、幅100cmあれば必要十分。許容範囲の重さ(1.8kg)そして良い感じに地味なカラーリング。山岳用なら万が一の遭難時などの際、目立つ色の方が良いかもしれないが、自転車旅で野宿する際にはむしろ地味な方がいい。地味とは言えこのテントはなかなかお洒落で自然に溶け込める良い配色で気に入っている。snow peakは日本のアウトドアメーカーで、品質は信頼があるだけでなく(値段もそれなりに高価)、プロダクトデザインが秀逸で所有欲も満たしてくれる。snow peakの2017年版のカタログは美しい写真と粋な文章で構成されており、まるで写真集を眺めているようだ。

寝袋はNANGAのAURORA600DXにしました。僕が旅するアンデスの標高の高い場所では時に-10℃まで下がることも予想されます(そこまで下がるのはさすがに稀かと思いますが)今回購入した寝袋は「快適使用温度-11℃(女性なら-5℃)」とのこと、先日1℃の環境で使用してみて、寒さは感じませんが、ホカホカに温かいという気もしなかった。包まり方や衣服で調整することで対応するか、予備のシュラフを持っていくかは検討中。NANGAのAURORAシリーズの良い所は水に弱いダウン素材を結露から守るため、防水の生地を採用しているのでシュラフカバーが必要ない、余計な荷物・手間を減らせることだ。

なんとカメラも買い替える予定。

コンパクトカメラは確実に変えます。リコーのGRdigital3を使ってきましたが、そもそもこのカメラを選んだ理由は外付けファインダーが取付可能だから。一眼レフのようにファインダーのぞいて撮ることをコンパクト側にも求めていたのですが、実際使ってみると、コンパクトカメラにおいてはファインダーより液晶画面で撮る方が快適と分かった。さらにGRは広角28mmの単焦点で、ズーミング出来ないのは自転車旅において不便である。とはいえ時々ハッとするような描写を見せるさすがのGR、操作性やバッテリーの持ちも素晴らしいと思います。

ちなみに次のカメラはOLYMPUSのTG-4を購入予定。防水・防塵・耐衝撃でタフな自転車旅にはうってつけ。RAWファイル撮影やタイムラプス撮影など欲しい機能が詰まっており、他メーカーと比べてデザインも格好良い。

メイン機のE-5からも変更があるかもしれない。E-5は日中に関しての描写は申し分無いし、その防滴・防塵性能に幾度も助けられてきた。ずっしり重く、漢らしい外観は所有欲を満たしてくれ、見やすい光学ファインダーで覗く世界は、写真を撮る行為において一番官能的な瞬間だ。ただし高感度性能が優れているとは言えず、この点は星の写真を撮る時に影響する。 もし変更するなら同じOLYMPUSのOM-D EM-5 MK2となるだろう。高感度性能の改善はもちろん、その強力な手振れ補正は動画撮影時に手持ちでもなめらかな映像を得ることが出来、南米旅では星撮影だけでなく映像作成に力を入れたいので、これもOM-Dが魅力的な点。おまけに重量と大きさが半分になり、何よりフィルムカメラのOM-1から写真を始めた僕にとって、あの美しいフォルムがデジタルで使えるなんて夢のよう。唯一マイナス点は電子ファインダーであること、もちろん電子ファインダーの利点があるのは分かるし、ミラーレスだから小型化出来るのだけど、ファインダーを覗いた時の快楽は光学ファインダーにはかなわないと思う。

資金面の都合で、変更するのは自転車かカメラかどちらか一方になるだろう。僕は一つ物を買えばボロボロになるまで使い倒すタイプなので、性能に目移りして買い替えるという行為は好きではないが、南米という、今後もう一度足を踏み入れるか分からない遥か遠くの旅路だから、後悔しない道具で挑みたい。もちろん持ってるものは等しく大事に使っていくつもりだ。 アジアやヨーロッパではその場で行く先を決めてましたが、今回は今からルートのプランニングを始めています。これまでより一層の僻地になるので、土地のことはよく知っておかなければならないし、「走行を楽しむ」のが今回の目的なので、走りたい道を知っておくのが良いと思った。日本人はもちろん、海外サイクリストの情報もとても興味深い。中でもAndes by Bikeというサイトが南米旅について大変詳しく参考になる。管理人のPikeさんは、今僕が愛読している"Adventure Cycle-Touring HANDBOOK"の主な著者でもある。(この本はたくさんのサイクリストの寄稿で構成された、自転車旅行ハウツー本として物凄い情報量を誇るバイブルと言えるもの。英語で書かれているので、いつか僕の英語がプロ級になった際、日本語で翻訳版を出版したいと妄想しています。)

そんなこんな、仕事以外で意識の半分はすでにアンデスを旅しているようです。ダメな人間ですね。

それではまた春の話題で会いましょう。 Hasta luego!(またそのうち!)


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