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それでもゆっくり歩みたい "Walk Slow"


Japanese spring is so beautiful. Ground is covered with wild flowers.Cherry blossoms are blew in the wind and fresh green brights on the tree. However,I've spent so busy time thesedays because I started working "backpacker's hostel"on the side.Why I work at the hostel is because I can have English conversation with guests.I'm charge of cleaning hostel,once in a while I can interact with tourists.I think it's awesome to talk with all over world's people about each culture with just one language English. My next bike journey is 99% confirmed on September,2017.What's rest 1%? I haven't told my boss to quit job,I'll tell him as soon as possible. So,I'm preparing for journey,especially purchase new gears for Andes.New gears I've got recently are camera(olympus/OM-D,TG-4),tent,sleeping bag,and clothings. I've never cared clothings for rinding a bike and liked to use normal ones like UNIQLO(..is big clothing company in Japan like H&M).However I gonna try to use clothings for sports.Mont-Bell is Japanese outdoor gear company and they provide good quality and wide-range sort of products with reasonable price. By the way,when I work at the hostel,I take a train.I figure out most people are constantly on their phone.Plus,they don't realize stranger who needs help.They seem to walk quickly and don't care others.I think it's redicuros and feel like impersonal.Evolving technology makes more efficiency and provide more entertainment though,we shouldn't loose kindness for others and connection.I'd like to walk slow and have wide perspective. I'll show some photos of Cherry Blossom in Japan on next story.

冬が終わり、野の草花が大地を覆い、揺れる桜の花びらに現を抜かしていたら、青々とした元気な新緑が5月の薫風に揺られて、カエルが一声ケロリと鳴いた。

1年で最も美しく、生命力に溢れた春を思う存分満喫したかったものの、僕は慌ただしい日々を送っていたのだった。

というのも3月から新しい仕事を始めたのだ。ゲストハウスと呼ばれる低料金の宿泊施設である。なぜゲストハウスかというと、宿泊客の外国人と英会話の機会を持つためである。大阪に数あるゲストハウスの中で、現在僕が働いてる宿では施設内でカフェ(しかも珈琲豆は自家焙煎)を経営されていて、NZでそうしていたように英語を話しながらコーヒーのことが出来たら・・と思っていたのだが、バリスタは現在募集していないかったので宿の清掃スタッフとして働かせていただくことに。トイレ・シャワールーム・共有スペースの清掃、そしてベッドメイキングが主な仕事。1日4時間、本業の合間を縫って週2日ほど勤務している。コーヒーのことが出来ずに残念だったし、掃除なんて地味な仕事と思っていたけど、手をかけた分だけ部屋が綺麗になるのが見て分かり、わざわざ遠くから来てくれたゲスト達のことを思うと仕事にも愛情が湧いてくる、とても大切な仕事だ。当然ながらチェックアウトを過ぎた後に仕事を始めるので、宿にいるゲストも少なければ、清掃の仕事はそもそも話す必要もないので、黙っていれば何の英会話もなしに1日を終えてしまう。しかし延泊のゲストが宿でリラックスしていたり、早めのチェックイン客が来たりすると、時間の余裕のある時は世間話して楽しんでいる。うちの宿は南極以外のすべての大陸からまんべんなくやってくるので、英語一つでお互いの文化共有が出来るって本当に素敵なことだろう。そのうちカフェのお手伝いもする時がやってくるでしょう。そんなわけで、まともな休みが取れず、慌ただしい春を過ごしていたのです。

メインテーマの「自転車旅」に関してですが、次の南米の旅は9月中旬スタートで「ほぼ」確定しました。「ほぼ」というのは、すでに飛行機も予約したし、道具の新調、ルートプランなど粛々と進めているのですが、あとはメインの職場にまだ退職宣言をしていないことだけですかね。始めから1年で退職することは伝えてはいるが、おそらく忘れているから驚かれるだろうけど(特に理由が・・)5月はクレイジーに忙しかったので、落ち着いた頃を見計らって伝えるつもりです。南米に行くタイミングは自分の中で今こそが一番適切だと思っているので必ずや行かせていただきたいのです。

古くなったもの、南米に必要とされるスペックを考慮して、一部道具を新調しました。主な品をリストアップ。

・テント(Snow Peak/Land Breeze Solo) ・シュラフ(Nanga/Aurora600) ・カメラ(OLYMPUS/OM-D EM-5 MK-2) ・サブカメラ(OLUMPUS/TG-4) ・衣服類(Mont-Bell/ズボン・ロングTシャツ・トレッキングシューズetc...)

それぞれの機能や特徴を述べるのは面倒なので興味ある人はメーカーサイトやアマゾンのレビューでも見て欲しい。前回のブログでも記した通り、カメラはOM-DとTG-4に更新。どちらもヤフオクの中古で購入。OM-Dの動画撮影時における手振れ補正は本当に強力で、まるでスタビライザーが内蔵されているようだ。手持ちでもフレームが安定するので、見ている人が気持ち悪くならない。E-5に比べてカメラの大きさも重さも半分以下になったので持ち運びが気軽。まだ星の写真は撮ってないけど、高感度性能も良くなってることだろう。EVF(電子ファインダー)の性能も、出始めた時よりは各段に改善され、OVF(光学ファインダー)と見え方はかなり近いし、夜はOVFよりも明るく見えるのがアドバンテージ。もちろん「本物の光」を見るOVFの方が気持ちよさは上だが。とはいえ、カメラとしての良し悪しで前回のE-5が劣っているかと言えば、全くそうではなく、OM-Dと比べてもE-5の画質は素晴らしいし、あの重さやOVF、シンプルな動作性など機械を操る魅力に富んだカメラであることが改めて分かり、次の旅にはOM-Dで行くけど、日常ではシーンに応じてE-5も使い分けていくつもりだ。

サブカメは、前回のGRがズームなしで、自転車旅には多少不便だったこともあり、防塵・防水・耐衝撃の「タフネス」カメラとしては、おそらく他メーカーと比べても最高位のTG-4を選んだ。ヤフオクで買ったら、別付けの魚眼レンズも付いてきたので、面白い絵が撮れそうだ。

(上:左からE-5、OM-D、そしてフィルムカメラのOM-1)

(下:TG-4+魚眼レンズで撮影。地平線が湾曲してます。)

服装に関してはこれまで相当無頓着で、服にまでお金をかけたくないのもあり、いつもユニクロのズボンとシャツ・パーカーなどで旅していた。しかし今回は自然環境が過酷とあって、清水の舞台で阿波踊りする覚悟でアウトドアウェアなるものに貴重な資金を投じることにした。手ごろな価格で品質も良いモンベルさんで靴やズボンを始め色々と購入させていただいた。

そんな物入りラッシュのおかげで、お金が出る出る。アウトドアメーカーによるスポンサー協力という話は聞いたことあるけど、さすがに今回ばかりは僕も真剣に考えてみた・・が結局やめた。というのも本当に資金に困っているわけでも無く(ギリギリですが・・)、日常や旅先で人から親切にされることや、旅をする自由が与えられているだけで十分恵まれている。僕に使われなかったお金は、誰かが恩恵を預かるかもしれないし。

最後に関係ない話。副業先には電車で通勤しています。久々に電車に乗ってみるとほとんどの人が携帯に夢中。危ないってわざわざポスターも張ってあるのにホームで歩きながら携帯に夢中。お年寄りが近くにいても平気で座ってる人とか、ロクに確認もせずに信号無視したりとか、当たり前の危険予測が出来てなかったり、ちょっとした思いやりが欠けていたり、なぜそんなに急いでいるのかと町を歩いていると疑問に感じることが多々あります。技術の発達で時間効率の短縮化や、娯楽の自己完結が急速に進んだ中で、大切なものが都会の方では薄くなっているように見える。ゆっくり視野を広くして歩いてると、手助けを必要とする人がいてらして、ちょっと時間かけてあげたら思いのほか喜んでくれたりして、なんだかこちらも幸せな気分になれる。こんな時代だからこそ、優しさを忘れてはいけない。顔を上げて、ゆっくりと歩いていたい。

3カ月半後にはアンデスの大地の上に立ってるのかと思うと信じられない気持ち。それまで一生懸命人様のために働き、休む時は休む、遊ぶ時は遊ぶで行かせてもらお、思います。

桜の写真は次回にでも。


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