復活のロモ・サルタード "Lomo Saltado"
- 2017年10月10日
- 読了時間: 6分

Third day of Peru's Great Divide. Headache left in my head little before 4900m altitude pass.But we don't have many choises beside going foward.After many pushing bike,we reached top of pass.It was so hard,but I was feeling like "I'm traveling on the planet called the earth." We carefully desended down hill,and then cold wind brew us.We had to crimb up to anothor 4,900m pass.However cold temperture,endless steep,and headache scared of me.I thought I really want to escape from this route.However,we crimbed slow and slow,then when reached second pass,little snow falled on us.At this day,we camped bitween sheds of animals.I felt strong headache because of high altitude 4,700m and it continued to next morning. 4th day of PGD,crouds has gone away and sunlight brighted beautiful ground.Maybe aprox 20km later,we reached village of "Tanta".It was bigger village than we thought and there were many sign of "hostal""tienda""restaurant"(But actually opend shops were little.)I lied on bed of hostal,then slept half hour.I realized getting better,then went to restaulant and ordered "Lomo Saltado"(common cooking in Peru).At the time,I was exhausted though,more I ate it,more I realised feeling better.After eating,I joined my hands and tears covered with my eyes.It was so hard route,but I crossed most difficult section.Of course,PGD continues more,I was reliefed once. Tanta is pretty village.Colorful buildings are beautiful,and people are friendly. Next story,we aim to Huancaya and that will be my last ride on PGD.
3日目の朝、冷え込んだのかテントには霜が降りている。昨日の頭痛がまだ少し残っていたが進む以外に選択肢は無し。高山病の薬を補助的に飲み、いざ4900m超の峠を目指す。重たい荷物を積んだ僕たちは険しい坂道でただ自転車を押すことしか出来ない。空気も薄く30m押しては止まって呼吸を整え、また押して止まってを何度も繰り返し、ようやく峠のてっぺんに辿り着いた。来た道を振り返れば大地は色とりどりの層のように重なり「地球という惑星の上を旅している」そんな感覚があった。





一礼して下り始める。峠の向こうはまた別世界で、つづら折れの下り道の向こうに白い雪山が聳えている。荒い石が敷き詰められ、転ばないように慎重に下っていく。リマを出てからずっと快晴続きだったが、今日は太陽が雲に隠れがち。冷たい風が体を冷やし、道のガタガタが頭に響いて頭痛が増す。さらにここから先、標高600m上げて再び4900m近い峠を登らなければならない。休める集落などない。ツライ、ただただツライ。この時僕は真剣に命の不安さえ感じていた。
生きるためには進むしかなかった。しかし次の峠への道はさらに険しく道も荒い。押して止まって、押して止まって、1時間以上かけてやっと4km進んだところで昼休憩。しかしこの時点で峠まで半分の地点、少し希望が見えたように思えたが空は怪しい雲に覆われ今にも雨が降りそうだ、急がねば。道は先ほどより改善され、多少なりサドルに跨れる区間もある。峠近くの湖に辿り着いたころ、雪のような白い粉が散らついた。あれが峠のてっぺんだろう。ずっと先に見える丘の頂点を眺めつつ、頭で「ロッキーのテーマ」を流しつつ、黙って自転車を押し続け、とうとう僕たちはこの日2つ目の大きな峠に達した。 本当なら10数km先にあるTantaという集落で泊まる予定だったが日暮れも迫り、今日もキャンプを余儀なくされた。家畜小屋の間にテントを張り、ある服をたくさん着込んで早々と眠りについた。






4日目の朝、やはりテントは白く凍り付いている。昨晩もひどい頭痛に悩まされ、しかもなかなか良くならない。もう標高4500m超える場所でのキャンプはこりごりである。時間をかけて荷物のパッキングをして出発。天気は改善され、青空が広がっている。道はやがて国立公園に入り、道には時折石碑が立っている。湖の向こうに佇む美しい雪山、地平線の向こうまで蛇行しながら伸びる道。そして僕たちの待ち望んだ「人のいる集落」が視界に見えた瞬間、僕たちは歓喜の声を上げた。







(1枚目、家畜小屋の間でのキャンプ 2枚目、これぞ本当の"snow peak" 3枚目、頭がいだぁーい。7枚目、町だ、町だぁーーー!)
Tanta。こんな道のアクセスの悪い場所に関わらず、思ったよりも民家が多く、造りもしっかりしてるし、カラフルな街並みが可愛らしい。Tienda(売店)やHostel(宿)も何軒かあり、ひとまず体を休めることが出来そうだ。しかし時間が早かったのか宿がまだほとんど開いていない。1軒地元の女性が開けてくれた宿は雑然としていて綺麗とは言えなかったが、頭痛が止まない僕はいち早く休みたかったのに、メアリーが「ここに泊まるならテントで寝る方がマシだわ。」と言い出した。彼女はやや神経質な所があり、かつベジタリアンで一緒に行動している時は食堂を利用したくとも出来ずに自炊でご飯を作らねばならず、制約を感じていた。頭はジンジン、いよいよ胃の不調も感じながら僕は町を這い歩いてようやく1軒、先ほどより少しだけ綺麗な宿を見つけ、メアリーも「まあこれなら。」と納得してくれた。2人は町の広場にある唯一のWIFIスポットに家族への連絡をしに行ったが、僕はもう限界とベッドに沈んだ。
30分ほど寝たろうか。頭痛と吐き気は少しマシになった。ご飯が食べたい。まともに調理された物が食べたい。限られた食材での自炊の日々だったので、食堂のご飯がたまらなく恋しかったのだ。2人のことはさておき、僕は宿に併設してある食堂で「何か食べさせて。」と奥さんに懇願した。田舎だからメニューの選択肢はたった一つ。出てきた料理は、鶏肉とじゃがいも、ニンジンなどが炒めたものと白いご飯が添えられた、ペルーの国民食"Lomo Saltado(ロモ・サルタード)" 口に運んだ瞬間、ポテトにからむ油とソースが枯れた口の中にジュワッと沁み込んだ、旨い。口に頬張る度にみるみる心と体が元気になっていくのが分かった。米粒残らず平らげ、ごちそうさまと手を合わせた瞬間、目に涙が滲んだ。
「つらい道だった、でもなんとかここまで来た。有難い―。」
アレックスとメアリーが帰ってきて、僕の体調が良くなったことを知って笑みを浮かべた。その後僕たちは広場のベンチに座り穏やかな午後のひと時を楽しんだ。町にはゆったりとした時間が流れており、広場にはたくさんの地元の人たちが集う。カラフルな民族衣装に身を纏った女性は談笑しながらリャマの毛で糸を編み、子供たちは走り回り、男性達は興味深そうに僕たちに笑いながら話しかけてくる。中学生を超える男子・女子達はスマホやゲーム機に夢中だ。どこの世界でも人間は同じような行動をとるんだな。
さて、僕たちはひとまず一番キツイ所は乗り越えた。これから標高をゆっくり下げながら、僕がこの道を走りたい所以の場所へ向かう。






(1枚目、ペルーのお茶と言えばコカ茶。大きなマグカップにたっぷりと入ってるので体が温まる。3枚目、Tantaのカラフルな街並み 4,5枚目、女性の民族衣装が美しい。これを見るためにペルーにやってきたんだ。 6枚目、Tantaの人たちの穏やかな午後、ママさんバレーが日本だけでない事を知る。)











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