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お近づきになりたくて "To be close"


Next my goal will be Cuzco where is well-known as ancient capital city of Inca era.To Cuzco,I have to ride 800km including so many up-down hills.If I'll have done,it'll be great confidence for me.

I remember when I started from Lima,really scared and wanted to go back Japan.But now,I resolved almost things.For example,I enjoy Peruano cuisine everyday,have experience and knowledge about altitude sickness,don't scare of dogs too much(of course,I wish all dogs change to cats only during my trip).And I learn Spanish and can talk with local people little by little.To talk with them more I have to learn more.I studied basic grammar of Spanish,so it's better to gain more vocabrary.

Anyway,I don't scare of traveling in this country.Only thing to mention,it's not to lose against myself when I'm crimb mountain.

Huancayoを出て、これからは800km先のCuzcoを目標とする。しかしこれからの道中もアップダウンが激しく、道も舗装されてるか分からない。Cuzcoまでの道を走り切れたらこの先旅するにあたって大きな自信になるのではないか?

走り始めてすぐ歩道に人が横たわっていた。寝てるのか?生きてるのか?少し通り過ぎた所で止まってみたが、声をかけた所で僕のスペイン語では対処出来ないかもしれない。しばらく遠くから地元の人がどうするか様子を見ることにした。多くの車は素通りしたが(なんと警察も素通りした。。)一人地元のオジサンが横たわる青年を見て、地元のオバチャン達と何やらゴニョゴニョ相談した後、最終的には素通りした。たぶん寝てるだけなんだろうけど、心配だったので勇気を出して手でこついてみる。まったく反応が無い、生きてるのか?するとその青年は目を閉じたまま腕を組み直した。向かいの通りにいた別のオジサンが「寝てるだけだろ?」っと笑っていた。まあそれならいいんだ。

再び走り出すと今度はタクシーが溝にハマってタイヤが空回りしていた。こういう類のことはこの国では日常茶飯事なんだろうか?後ろからヨイショと押してやると溝から脱出。ドライバーから感謝された。

(1枚目、切り売りのパイナップルは甘くてジューシー! 2枚目、どこかの村の棟上げ式?村中から人が寄り集い、生演奏の音楽をバックに屋根にセメントを運んでいました。なぜか通りすがりの僕も手伝わされ、お礼に食事とビールをいただきました。 3枚目、農地がよく見られる。今は春だからこれから作付け? 4枚目、スモールサイズで居心地の良かったIzucuchaca 5枚目、ブラジルのサイクリスト・リロ)

以降、走っていると多くのペルー人から笑顔で挨拶をくれる。なんだか町のヒーローにでもなった気分だ。大したことはやってないし、ただの気のせいだろうけど。メアリー達といた頃は現地の人たちとのやり取りをほとんど任せっきりだった。でも横で聞いていて、あれだけ意思疎通が出来たらきっと楽しいだろう。強制的に会話の機会を持つためにも一人に戻る必要があった。幸い、ペルー人達は本当に陽気でフレンドリーな人が多く、頻繁に呼び止めては話しかけてくる。「どこから来たんだ?」「どこへ行くんだ?」「一人で旅してるのか?こわくないの?」とか、聞かれることは似ているけど、やはり通じ合えた時の喜びは格別だ。スペイン語に関しては、文法や時制など基本的なことを日本を出る前に押さえていたので、今後はもっとボキャブラリーや動詞の活用を増やしていくことで会話の幅は広がるだろう。

(標高が下がれば当然植栽も全然違う。4000m上の世界では乾いた草しか生えてないのに対し、2000~3000mでは意外にも畑が多く、緑が豊か。2000m付近ではサボテンがニョキニョキ生えて、西部劇の世界に迷い込んだよう。何より暑いし、何という虫か知らないが、知らずうちに手に止まり、噛まれると2~3日痛痒くなる。最近は雨が1日1回降る傾向。雨だけならまだしも雷はご勘弁いただきたい。一般的に11月から雨季になるので早く距離を稼いでおきたいところ。)

早いもので日本を出て1カ月。最初はスタートを切ることさえ畏れ、リマの宿で引きこもり生活を送り、出たら出たで、怖くなって本気で逃げ出そうかなんて考えていた。今だって半年間、自分の計画通り目的地を回れるか分からないし、別にそうする必要も無いと思ってる一方、やってみたい気持ちも芽生えている。最初の頃感じていた不安要素はほとんど解消され、例えば高山病もどのくらいまで行くと、どのように過ごすと頭が痛くなることも分かった。最初感じていた膝の違和感は治まり、強い足になってきた。アジアを出て以降、異国の料理とかけ離れていたので、ペルー料理の味付けに最初慣れなかったけど、今では毎日食べることが楽しみでならない。言葉の不安も少しずつ無くなってきて、もっともっとスペイン語を勉強したい。今でも犬には追いかけられるが、彼らのことを忌み嫌うのではなく、「ワン様」と呼んでリスペクトしながら日々うまくやり過ごしています。あと最近は一人キャンプもボチボチ始めています。これから月の出が遅いので満点の星空に期待したい。 そういうわけで、この国を旅する不安はだいぶと無くなった。あとは坂道で自分に負けないかだけだろう。最近走っている道は比較的メインルートだが、交通量もそれほど多くなく、人も親切で適度に村や町が点在するので旅がしやすい。PGDほど景色がブッ飛んで凄い訳ではないが、農耕の風景など、またこれまでとは違う景色が見れて楽しめている。まだまだどこまでやれるか自分でも分からないが、まずはCuzcoまでゆっくり楽しんで行きたいと思います。

(2枚目、宿のシャワーの水が出ないから写真のオバチャンに聞いてみると、なんと指示したのはバケツのたまった水で、これで頭から体まで洗ってのことで、けっこう衝撃でした。イイ人だけに憎めない。。 3枚目以降、Huantaという街には2泊した。小さな距離に人や物や色彩がギュッと凝縮された面白い街でした。)


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