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天国でしたっけ? "Maybe Heaven?"


I took bus from Cusco to Puno because I had spent too much time in Cusco and rainy season was coming.The reason I started cycling from Puno is to see Titicaca lake.I wanted to ride North of Titicaca.But aparently Visa system is complicated to travel North side.So I compromised and traveled on main route to Copacabana though, I didn't like many traffic driving fast and Lake was always far from me.

Detour to the peninsula (where is located North of Acora) was absolutely beautiful.There is almost nothing,but peaceful atmosphere,beautiful nature and friendly people.Especially lunch break in front of the Titicaca was perfect time.Actually it was the best cycling day in Peru.

I took four days from Puno,ended up getting at Copacabana,Bolivia.Traveling in Peru was so much tough,but I can just remember beautiful moments.

Thanks Peru,and Hello New World,Bolivia!

Cuscoに着いて、あれよあれよと3週間。やっと自転車旅を再開するのはいいけど、すでにCuscoでは雨季に片足を突っ込んでいた。ということでボリビアとの国境が近いPunoまではバスで一気に飛ばすことに。Cuscoから一山越えるとアルティプラーノと呼ばれる広大な高原が延々と続く様は壮大でありながら同時に単調でもあろう。僕は「何が何でも自分の足で」というタイプでは無いので、走りたい場所だけ走る方が心と体のバランスを保つのに良いと考えている。

Puno止まりの理由は、もう少しだけペルーで自転車旅をしたいのが一つ、もう一つは南米でもとりわけ大きく、美しいとされるチチカカ湖を旅するためだ。当初はチチカカ湖の北部周りでボリビアに向かうつもりだったが、ビザ関連が複雑と聞いたので仕方なくメジャーなCopacabanaに向かう南ルートを選択した。

(1枚目:プーノで泊った宿の少年と。 2枚目:土曜日の朝、起きて宿の外に出ると道路封鎖でどこの通りにも市が建っていた。車の人は諦めるしかなさそう。 3枚目:Junky802なゼリー、味もジャンキーでした(30円) 4枚目:プーノで食べた串焼きはソースが絶品で、これまでの中でベスト!プーノはどこどこ島への観光船が人気らしいが、もう普通の観光はマチュピチュでお腹いっぱい。それより道路封鎖の巨大土曜市や安くて美味しい屋台飯の方が断然楽しい!宿の人もイイ感じだったし、危うく延泊するところだった。)

Punoから旅を始めのだが、自転車の横を車が物凄いスピードで走り、これまでのペルー旅に無い脅威を感じる。さらに肝心の湖はいつでも道から離れた場所にあり、近いはずなのに会えないやきもきした時間が続く。久々に荷物たっぷりの自転車旅ともあって、息は苦しい、体は重い。あげく「今日はさっさと止めにして横になりたい。」と言い出す始末。気分を変えるため、遠回りになるのを承知で国道を外れて湖に突き出す半島に僕は向かった。予想以上に民家が多く、野宿場所がなかなか見つからず、体力は消耗するばかり。最終的に村の広い運動場の片隅にテントを据え、ご飯を食べて月の下、コカ茶をすするとようやく心が落ち着いた。

翌朝から半島をさらに奥へ。昨日は感じる余裕も無かったが、そこには人と農の織り成す穏やかな暮らしが朝の柔らかい光の中どこまでも広がっていた。すれ違えば人々は優しく微笑み、生き物たちはマイペースに草を食んでいる。畑の緑、菜の花の黄色、そして向こうに佇む淡いブルーのチチカカ湖。

「ここって天国やったかな?」

美しく、全てを優しく包み込むような空気がここには流れていた。

僕はビーチへの道を見つけて、やっとやっとの思いでチチカカさんとご対面。澄み切った水辺の上には天女のような筋雲が空の上で踊っていた。やっぱりここは天国かもしれない。ご飯を作って、コーヒーを点て、ウォークマンで音楽を聴きそれは幸せな悠久の時間だったという。

半島を旅しながら、はてこの感じは過去にも体現した気がする。記憶を探れば8年前に訪れた、鹿児島の与論島の雰囲気とそっくりなのだ。島特有の時間の流れ、人と自然と生き物たちの穏やかな距離感。あの時は同じ浜辺で1週間もキャンプして、毎日島の人飲み交わしていたっけな。ともあれ、この寄り道半島の旅は実はペルーで一番素晴らしいサイクリングの日になったようだ。

その後はまた国道に戻り、2日かけて残りのペルーの道を走りゆく。相変わらず車は凄いスピードで飛ばし気は抜けないが、アルティプラーノの道はとにかく空が広くて気持ちが良い。やがて訪れたボリビアとの国境地点。ゲートをくぐる前に後ろを振り返る。この旅の始めは未知なる世界に畏れおののき、何度も帰りたいと嘆いた。旅に慣れ始めたら今度は体調不良が1週間続いた。標高差を大きく行ったり来たり、後半は雨と雷も多く、ペルーの旅は確かに一朝一夕では無かったが、今は美しい思い出ばかりが脳裏に浮かぶ。記憶とは都合の良いものだ、だから僕達は前を向いて生きていけるのだけど。

また、近いうちに。ありがとうペルー!

そして僕は今ボリビアにいる。新しい世界に、少しの不安と大きな期待を胸に。


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