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シティポップが似合う街 The Days Lightful


The days in Santiago on 20 - 26th,December 2017

I stayed in Santiago for a week because had to go to dentist to fix my bad teeth. I think there are not too many famous places for normal tourists in Santiago. But I really enjoyed it.

First of all,there are more trees & plants and public parks in the city than I thought. It was beggining of summer so that comfortable air and fresh green. Plus many orginezed bicycle ranes,I was surprised with many people are riding and enjoying bike life.It is quite different with Bolivia and Peru. Sunset from the hill of San Cristbal was so beautiful and many cyclists gathered.

Secondly, I found many good looked cafes in the city. My most favourite is "Original Green Roasters". Cozy space, friendly people and especially great coffee brewed with fresh roasted beans.You can buy roasted single origin beans.I offered them to buy "green coffee beans" and tried to roast them at my hostel.

Third,"Yogi hostel" where I stayed was so nice place. Frienly staffs and guests. Located in calm residencial area,of course many fresh green. Easy to use kitchen,I cooked Pizza(with pan),paellea,and roasting coffee.

This is my first capital city I wanted to stay more. The days stayed in Santiago were filled with beautiful sun light and blight green.

パタゴニアのスタート地点に向かうべく、これからしばらくはバスに乗り、バスを重ね、バスに溺れる日々を送る。ボリビアのUyuniからチリ北部のCalamaまで8時間、Calamaから首都のSantiagoまではなんと24時間。この行程を4列シートで過ごすのは苦行と予測したので、座席は3列でゆったりリクライニングが出来るサロンカマシートを選択。たった2000円の追加でビジネスクラスの気分を味わえるのだから安いものだ。ちなみにチリの北部はずっと砂漠のような景色が続いている。大陸縦断を掲げて旅するサイクリストはここも我慢しながら走り続けるのだろう、頭が下がる。

チリに入ってペルーやボリビアとの文化の違いが明確に感じられた。まず全体的に人の感じが良い。もちろん後の両国でもたくさん気の良い人達と出逢ってきたんだけど、こと商売をしてる人達はお客さんだから気を良くしようというホスピタリティは基本的に無く、その人の「素」の性格そのもので対面する。民族性もあると思うが時々びっくりするほど無愛想な人もおられるので、しばしば気を悪、くすることもあった。チリではホスピタリティ業においても全体的に愛想が良い。それぞれの民族性を理解しようとは努めていますが、やはりニコニコしてくれた方が嬉しいではないですか。

後はゴミが落ちてない、車が歩行者に道を譲ってくれることがある。南米の中でも先進国と言われるチリ、経済的な余裕は精神的な余裕も育むのかもしれない。しかしいかんせん物価は若干高くなった。パタゴニア要する南部はさらに高いようで旅の行動も改めていかねばなるまいか。

サンティアゴは都会だが、ツーリストを集めるような何かは無い。用事はただ一つ、どうにも奥歯が虫歯に侵されているようで、都会にいるうちに治療しておかねばならない。虫歯の治療は、旅行保険の適応外で治療費は自腹。さらに自分で歯医者を見つけなければならない。Google Mapで評価の良い場所を探し、いざ飛び込みで受付へ。ここでも受付の女性は感じが良く、治療の段取りを整えてくれた。歯の状態を伝えるため、事前に必要なスペイン語を調べていたが、一人英語を話せるお医者さんがいらしたので非常にスムーズに事が進んだ。一見して最新鋭の設備が整っており、ビルの16階にある治療室からはサンティアゴの街並みが見下ろせ、ボサノバが流れるいる非常に爽やかな空間造りにここは南米かと疑うほど。治療は長引き1時間かかったが無事終了。思いの他、深い虫歯だったようで、治療経過を見たいからと次の診療が1週間に設定されてしまった。1週間もサンティアゴで何をすればいいのか分からず戸惑いもしたが、幸いこの街は僕のフィーリングにマッチしたようなのだ。

街にはたくさんの街路樹が植えられ、初夏のサンティアゴは毎日良いお天気で新緑と木漏れ日が非常に美しい。道には自転車レーンが多く整備されており、驚いたことにに通勤や趣味に自転車に乗る人が非常に多い。ペダルを踏んで、疲れたらそこかしこにある公園の芝生にゴロンがサンティアゴスタイル。

また嬉しいことにお洒落なカフェが多いこと。Green Coffee Roastersさんは自家焙煎でコーヒーを提供していて、豆の購入も可能。僕が訪れた際はインドネシアとケニアのシングルオリジンをエスプレッソ向けの深煎りとドリップ向けの浅煎りをそれぞれ扱っていた。焙煎豆も購入したが、無理言って焙煎豆前の生豆の購入にも応じてくれた。生豆は宿の鍋で自分で焙煎を楽しんだ。カフェではエスプレッソ系だけで無く、ハリオやサイフォンで点てたコーヒーも楽しめる。一緒に頼んだティラミスは絶品、パスタやサンドイッチのランチも楽しめるようだ。正直サンティアゴ以外のチリではコーヒー文化はまだまだ低い水準で、いい値段取る割にインスタントコーヒーという店もある中、Green Coffee Roastersのようなクオリティの高い店がサンティアゴ以外でも増えていくことを願う。

サンティアゴ滞在を楽しめた理由はベースキャンプとなる宿が素晴らしかったから。Yogi Hostelバスターミナルからは離れていてバックパッカーにはややアクセスは面倒かもしれないが、たくさんの美しい緑に溢れた閑静な住宅地の中というロケーション。宿のオーナーさんが仏教に通じているのか、朝はヨガ教室や夕方にはお経の拝読会等も開かれる少しスピリチュアルな雰囲気な側面を持ちつつも、清潔で風通しが良く、スタッフ達がとてもフレンドリーなので非常に心地よく毎日を過ごすことが出来た。キッチンも使いやすく、安くて美味しいチリワインを嗜みながら、ピザやパエリアと料理三昧の日々。

そういう理由でサンティアゴの滞在は思いの他、心地良かったのだが、それでも1週間というのはさすがに時間を持て余す。すると知り合いからアドバイス。

「Viña del mar に行ったらいいのに。」

この一声が僕の自転車こがない日々をまた引き延ばすことになろうとは。


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