2人のヒッチハイカー Two Hitchhikers
- 2018年4月4日
- 読了時間: 3分

Coyhaique is the biggest town on Carretera Austral (actually not so big).
I met two Japanese girls who were traveling as "hitchhiker". I don't usually do hitchhiking because I'm cyclist. But when I need someone's help on the road, I will try it .
Puerto Cisnesを出発して以降、アウストラル街道では比較的規模の大きいCoyhaique(コジャイケ)という街に来た。チロエ島から感じていたが、近年パタゴニアはチリ人達にとっても人気の観光地。それなので目当てのキャンプ場の前に来てみると「場所無し」の貼紙と共に鉄の門が閉められていた。頑張って走ってきたのに非情な話である。
さてどうしたもんかと歩き出すと、住宅街の中に「宿とキャンプ」の看板が。どうやら宿の庭をキャンプ場として解放しているようだ。この時期キャンパーはウジャウジャいるので、賢いスペース利用だなと思う。キャンパー用のシェルターにはキッチン、シャワー、WiFiと至れり尽くせり。スーパーも近いし、さっきの町外れのキャンプ場よりずっと便利が良かったのだ。今朝いたナチョのキャンプ場で一緒だった、サイクリストのジェイク、アナ、アダムとも偶然再会。みんな走る方向も道も一つだからね、そこがアウストラル街道の面白い所なのだ。



テントを立て、コーヒーをすすってリラックスしているとバックパッカー2人がやって来た。向こうから話しかけてきたかと思うと、どうやら日本人みたいだ。アヤさんとナオミさんは世界一周中のバックパッカー、物価の高いパタゴニア限定でヒッチハイクとキャンプで回っているらしい。アウストラルの道端にはサイクリストも多いけど、同じ数かそれ以上にヒッチハイカーが多い。チリ人は基本的に優しく世話焼きが多いので、ヒッチハイカーを受け入れる車をこれまで路上で何回か見てきた。僕は自転車旅ゆえヒッチハイクをする機会は少ないが、ペルーの道端で体調悪くなった際は道行く車を呼び止めて助けてもらったことはあるし、南米の厳しい自然状況下ではいつでも助けを呼ぶ可能性があることは頭に置いている(それはヒッチハイクというよりSOSに近いが。)何はともあれ、彼女たち2人とご飯等を共にすることになりました。



2人のうちアヤさんは到着以前から体調が悪いらしく、彼女だけ同じ敷地の宿に泊まるよう。翌朝、他のサイクリストが出発準備をする中、僕も一度は全てのパッキングを済ませたのだけど、未だ高熱に苦しむアヤさんの体調が気がかりで、これでいいのかと自問自答。相方のナオミさんは安物のテントが昨晩の雨で水没して大変そうなのを見て、もう一泊を決意した。40度近い高熱が治まらず、いよいよ近くの病院へ。3人で一番スペイン語がマシなのは僕だったけど、通訳としての効果はさほど発揮されず、幸い診療はスムーズに運び、「急性咽頭炎」というウイルス由来の病気という診断で、注射を打ち、処方された薬で様子を見るとのことだ。


少し回復したように見えたアヤさんと、新しいテントを買ったナオミさんに見送られ、キャンプ場を出発。2日かけてたどり着いたVilla Cerro Castilloのキャンプ場でまったりしていると、見覚えのある2人がやって来たと思うと彼女たちだった。
アヤさんは、注射で一度回復したように思えたが、熱がぶり返して咳がひどいらしい、可哀想に。状況的に進むしかないと判断した彼女達は1泊しただけで、お互いを見送る形となった。僕としてはアヤさんの体調回復をただ祈ることしか出来ないのだが、この広い地球で同郷の人達と出会い、同じ釜の飯を食べた時間に感謝したい。お互いの旅路が健康と幸せに溢れていることを。Salud.

(Salud..スペイン語で「乾杯」または「健康」という意味。ちなみに時間はかかったけど体調良くなったとのことです。)











コメント